パーペチュアルローズの開花も間近 [大苗]
前回に続きまして、苗のご紹介です。
開花まで始まっているのは前回ご紹介いたしましたスピノシシマ系やフェティダ系のみでしたので、今回は蕾が確認できている品種のご紹介になります。
スブニール ドゥ ドクター ジャメイン – Souvenir du Docteur Jamain
ハイブリッド・パーチュアル・ローズを代表する品種のひとつで、当園が最もおすすめしている品種のひとつでもあります。比較的早咲きで、黒みを帯びた深い色彩と濃厚な香りが魅力的です。特にステムが短い品種で、枝に寄り添うようにびっしりと花を咲かせ、壁面や大きめのトレリス、アーチなどに仕立てると見事な景観となります。トゲもほとんどなく、園芸品種として大変優れた品種かと思います。
現在、長尺苗の在庫がございます。蕾も確認できております。
▲2019年4月25日の開花状況
▲2019年4月25日の苗の姿
サパーシング ビューティー – Surpassing Beauty
花名は「絶世の美女」という意味です。ロゼット咲きの優雅な花型、深みのあるローズ赤の色調と花名通りの美しさです。ダマスク系の強い香りもあり、またこちらもトゲがほとんどないすらりとした枝ぶりです。一季咲きの品種なので、返り咲きがあるドクタージャメインより枝が伸びていきます。このため、パーゴラや窓廻りなどへの誘引が効果的です。
現在、長尺苗の在庫がございます。蕾もまだ小さめですが確認できております。
▲2019年4月25日の開花状況
▲2019年4月25日の苗の姿
ヴィックス カプリス – Vick’s Caprice
絞り咲きのつる性ばらで、ハイブリッド・パーペチュアルらしい重ねの多い豪華な花容と。ピンクに白の絞りが入る華やかな色彩に魅了されます。外弁は少し反り返ります。上記二品種ほどではないですが、この品種もトゲが少なく、花付きも良好。少し自立型の樹形なので壁面や窓周りなどを華やかに彩りたいときに活躍します。
現在、長尺苗の在庫がございます。こちらの蕾もまだ小さめですが確認できております。
▲2019年4月25日の開花状況
▲2019年4月25日の苗の姿