カメラコラム

写真を撮影するときは「水平」を意識してみよう

写真を撮影するときは「水平」を意識してみよう

写真を撮影するときに「水平」を意識されたことはあるでしょうか。

目の前にある被写体を撮影したいがために、どうしてもそちらへ意識がいってしまうのですが、ここで一旦立ち止まって「しっかり水平がとれているか」を確認してみましょう。

ピントが合っているかどうかということも写真の基本ではありますが、実は「水平」も大切な要素で、水平がとれていないとバランスが悪い写真になりやすくなってしまいます。

水平がとれていないと違和感がでてしまう

一般的に誰がみても綺麗に見える写真というのは、2つの要素をまず最初にクリアしています。

1つは「ピントが合っている写真」。ピントが合っていなければピンボケをしてしまいボケボケの写真になってしまうので、しっかりピントを合わせて撮影します。

もう1つが「水平がとれている写真」です。撮影に集中していると忘れがちですが、水平がとれていない写真はバランスが悪くなり違和感が大きくなってしまうため、シャッターを押す前に「今カメラは水平になっているだろうか」を一度意識してみてください。

植物の枝葉も基本的に「上」を向いています。水平がとれていれば自然な姿で撮影できます。品種名「ラ ビル ド ブリュッセル」。
少し極端ですが水平がとれていない写真です。水平が崩れると背景の構造物や植物向きに整合性がなくなりかなり不安定な写真に見えてしまいます。品種名「ファンタンラトゥール」。

カメラの水準器を利用しよう

最近のカメラは「水準器」を内蔵していることが多く、そのような機種であれば背面液晶やファインダー(EVF)などでカメラが水平になっているかどうかを撮影時に確認できます。

Canon EOS R5 の背面液晶。真ん中の両端にある線が水準器機能で、カメラがどれくらい傾いているかを表示しています。

もし表示されていない場合は、設定画面を開いてみて水準器を表示する項目があるかどうか確認してみてください。

この機能があるだけで水平は簡単にとれるようになりますので、設定できる場合は積極的に利用してみましょう。

世の中のあらゆるものは地球の重力によって上下を決めて成り立っています。この自然の摂理とも言えることに反するときには、明確な意図がないとどうしても不安定になりがちです。そのような高等技術はひとまず置いていて、まずはしっかり水平をとって撮影に挑んでみましょう。

人工物は特に水平が大事。水平直角がしっかりとれていないと違和感が大きくなりがち。写真は「諏訪大社 下社春宮」。
湖面は絶対に水平なので必ず意識しましょう。写真は「蓼科山」近くの双子池「雌池」。

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