モス

蕾や花茎が細かい繊毛に覆われ、一見苔のように見えることからこの系統名が付けられました。17世紀終わり頃にロサ・センティフォリアから突然変異により生じたコモン・モス(ロサ ケンティフォリア ムスコーサ)が最初の品種とされ、いかにもオールドローズらしい優雅な雰囲気にあふれた品種群です。
もとのセンティフォリアに近い半つる状に自立する品種もあれば、つる状に長く枝を伸ばす品種もあります。当時から人気の高い系統で19世紀には庚申ばらとの交配により返り咲く品種も作出されました。豊かな芳香とその風格は現在も多くの人々を魅了しています。一部にダマスクローズ起源の品種も存在します。