グランディフローラ

ハイブリッドティー・ローズとフロリバンダ・ローズの交配によりアメリカで誕生した系統で、最初の品種は1954年のクイーン・エリザベスとされています。両系統の長所を取り入れるのが目的ですから、大輪ながらもに花付きに優れ、樹勢も強健なものが多く見られます。ただ、従来のハイブリッドティー・ローズとの区別が付きづらいことからこの系統を認めていない国も少なくありません。この場合、ハイブリッドティー、またはフロリバンダとして紹介されます。一般に樹高は高く、花付きは良いので切り花などにも好適です。特に1970年に作出された「ソニア」は切り花用品種として一世を風靡しました。