ノアゼット

アメリカ、サウスカロライナ州チャールストンの農園主シャンプニーが、ロサ モスカータにパーソンズ ピンク チャイナ(オールド ブラッシュ)を交雑したところ、ピンクで返り咲き性の良いつるばらが生まれました。1810年以前のことです。これがのちにシャンプニーズ ピンククラスターと呼ばれ、その子であるブラッシュ ノアゼットにより系統として確立されました。
例外もありますが多くの品種が返り咲き性に優れ、優雅な色彩と繊細な花容を持ち、家庭用のつるばらとして現在も人気の高い系統です。黄色系の品種は、寒冷地では防寒対策が必要と思われます。