育てているばらを綺麗に撮影してみよう! - カメラ撮影コラム

カメラ撮影コラム

数ある園芸植物の中でも特に品種数が多く、多種多様な性質を持ち、古くから人々を魅了してきた「ばら(薔薇)」。

その開花の瞬間を「カメラ」を使って撮影したい、ブログやSNSなどで見てもらいたいと思っている方は多いかと思います。幸いにして昨今のカメラやスマートフォンのカメラ機能は大変優れており、特別な知識がなくとも綺麗に写し取れるようになってきました。

ただ、それでも「カメラ」や「レンズ」といったものの仕組みや使い方、写真の構図の基本など知っておけば、より美しく撮影できるようになるのは間違いありません。

こちらのコラムではお育てになっている美しいばらや園芸植物を綺麗に撮影できるような、知識や技術を書いてみたいと思います。

カメラとレンズの基礎知識

RAWデータを保存してみよう - カメラの画質設定「JPEG」と「RAW」の違い

RAWデータを保存してみよう – カメラの画質設定「JPEG」と「RAW」の違い
カメラの画質設定によっては「JPEG」以外にも「RAW」という形式のデータを記録できる場合があります。「RAW」データはセンサーが受け取った情報をほぼすべて記録しているため、一見暗すぎる・明るすぎる箇所があっても調整することで画像の情報を復活させることができます。色味の調整も簡単にできます。

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レンズの焦点距離と画角の変化

レンズの焦点距離と画角の変化
カメラのレンズには必ず「焦点距離」について記載があります。焦点距離によって撮影できる範囲(画角)が決まるため、焦点距離から画角の変化を推測できるようになるとスムーズに撮影できるようになります。

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センサーサイズと焦点距離(画角)の関係

センサーサイズと焦点距離(画角)の関係
レンズの焦点距離が短いと広く、長いと遠くを撮影することができます。ただ、この焦点距離による画角の変化はセンサーサイズからも影響を受けており、少々ややこしいことになっています。このため「35mm判換算」と呼ばれる計算方法で比較できるようになっていますので、この方法を覚えておくと便利です。

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イメージセンサーの大きさの違いと画角の変化

イメージセンサーの大きさの違いと特徴
カメラに搭載されているイメージセンサーの大きさには「フルサイズ」「APS-C」「マイクロフォーサーズ」など大小様々あり、それぞれボケ量や暗所耐性などに違いがあります。またサイズの違いから画角の変化もあるため、使っているカメラのセンサーサイズは把握しておくとよいでしょう。

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単焦点レンズとズームレンズの違い

単焦点レンズとズームレンズの違い
カメラのレンズには大きく分けて2種あります。焦点距離を変化させることができる「ズームレンズ」と、ある焦点距離で固定されている「単焦点レンズ」です。それぞれにメリット、デメリットがございますので、両者を使い分けることが大切です。

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明るさの三要素

F値とは - F値と明るさ、ボケ量の関係

F値とは – F値と明るさ、ボケ量の関係
レンズから取り込める光の量を数値化した「F値(絞り値)」という指標があります。F値は写真の明るさを決める要素の他、写真のボケ量を操ることができる要素でもあります。表現の幅が大きく広がりますので、カメラの設定で積極的に調整してみましょう。

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シャッタースピードとは – シャッターの早さと明るさ、ブレとの関係

シャッタースピードとは – シャッターの早さと明るさ、ブレとの関係
シャッターが開いている時間を決める「シャッタースピード」という指標があります。写真の明るさを決める要素の他、手ブレや被写体ブレなどのブレを低減させる効果があります。逆に長く開くことで印象的な表現も可能になります。特にブレさせない撮影に影響するので、なるべく意識して撮影してみましょう。

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ISO感度とは - 光への感度と明るさ、ノイズ量の関係

ISO感度とは – 光への感度と明るさ、ノイズ量の関係
イメージセンサーが受け取る光の感度を決める「ISO感度」という指標があります。写真の明るさを決める要素の他、写真のノイズ量との関係もあります。感度を上げると暗い場所でも明るく撮影できるようになり、またブレが少なくなりますが、写真のノイズも増えるためバランスが大切です。

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撮影手法

少し遠くに離れてから望遠で撮影するだけで映える写真に!

少し遠くに離れてから望遠で撮影するだけで映える写真に!
ある大きな被写体を中心に据えたい場合は「少し遠め」な位置から「標準域より長い焦点距離」で撮影すると、余計な情報が入らず見せたい被写体にすっと目が行くような写真になりやすいです。少し視点を変えるだけで全く異なった写真が撮れるようになりますので、ぜひ試してみてください。

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カメラや体を動かし、視点を様々変えてみて撮影してみよう!

カメラや体を動かし、視点を様々変えてみて撮影してみよう!
普段、どのような位置や体勢で撮影されているでしょうか。カメラは移動させることができますので、体勢もしゃがんでみたり手を伸ばしてみたりと、様々な位置でシャッターを切ることができます。特に普段の目線以外の位置から撮影すると非日常感を演出することができます。

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ピントを合わせられる距離「最短撮影距離」を把握しておこう

ピントを合わせられる距離「最短撮影距離」を把握しておこう
カメラのレンズは、どんな距離からもピントを合わせられるわけではなく、ピントを合わせることができる最短の距離「最短撮影距離」が存在します。この距離より被写体に近づいてしまうとどうやってもピントが合わなくなりますので、レンズの最短撮影距離は撮影前に確認しておくとよいでしょう。

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写真を撮影するときは「水平」を意識してみよう

写真を撮影するときは「水平」を意識してみよう
写真を撮影するときに「水平」を意識されたことはあるでしょうか。撮影する前に一旦立ち止まって「しっかり水平がとれているか」を確認してみましょう。水平がとれていないとバランスが悪い写真になりやすくなってしまいます。

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基本的な写真の構図を考えてみよう

基本的な写真の構図を考えてみよう
写真とはそれぞれの感性によるところが大きいのは確かですが、写真が上手く見える定石のような基本構図は存在します。まずは一旦これを真似てみてみましょう。これだけでも写真の印象は随分と変わってきます。

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撮影アイテム

青空や葉をより色鮮やかに!PLフィルターの使い方

青空や葉をより色鮮やかに!PLフィルターの使い方
レンズ前玉へ装着するフィルターの一種「PL(偏光)フィルター」の使い方や注意点を書いてみました。余計な反射光を除去する効果があり、青空や湖面、植物においては葉の緑や紅葉などをより色鮮やかに撮影できるアイテムです。

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