ハイブリッド ティー

19世紀なかば、完全な四季咲き大輪のばらをめざして、育種家たちの挑戦は続いていました。そのような試みの中で、ついにはじめて完全な四季咲き性を持つ、大輪のばらが発表されました。1867年にフランスのギヨーにより作出されたラ・フランスです。発表当時から新しいスタイルのばらとして人気はあったものの、まだ新系統としては認められませんでした。その後の品種たちの功績もあって、イギリスのベネットによりようやく、1893年に「ハイブリッド・ティ」という系統が認められることとなったのです。
その後ペルネ・デッセによる黄色いばらの作出や、フランシス・メイアンのピースに代表される巨大輪系の確立など、多くの歴史的な試みがなされ、現在では世界中で花の女王として、その地位を不動のものとしています。