ミニチュア

四季咲きばらすべての親である「ロサ・キネンシス(庚申バラ)」のうち、「ロサ・キネンシス・ミニマ」という特に小さい原種を交配親として発展した品種群です。19世紀前半からミニマの派生種「ルーレッティ」が知られていたものの、一度行方がわからなくなってしまったため、実際に交配されるようになったのは再発見された20世紀に入ってからです。
現在ではフロリバンダ種との交配によりかなり花径の大きなものも出回っていますが、当方では古典的な、小さめの品種を中心に保有しております。小さいだけに四季咲き性はあらゆるバラの中でももっとも強く、温度さえあれば冬でも咲いています。