パヴィヨン ドゥ プレイニー – Pavillon de Pregny
ノアゼットとしては珍しく濃いラベンダーピンクに裏弁が白という、バイカラー咲きになります。ころんとしたカップ状の花が可憐で花付き、返り咲きともに非常に優れます。アーチやトレリス、窓辺に、少し珍しい品種が欲しい時に。枝が白化しやすく枯れこみも若干多いようです。そのぶん新しい枝も発生し葉の茂りもよいので密植は避けて、枯れた枝は随時除去して新しい枝に更新してゆくとよいでしょう。
品種名 | パヴィヨン ドゥ プレイニー |
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ローマ字 | Pavillon de Pregny |
商品番号 | 1210012 |
系統 | ノアゼット (N) Noisette |
成長形態 | つる性 |
咲き方 | 返り咲き |
香り | 中香 |
花径 | 4㎝ |
樹高 | 2.5m |
樹形図 | 4番 |
作出年 | 1863年 |
作出国 | フランス |
作出者 | Jean-Baptiste (père) Guillot |
別名 | |
その他 |
交配 |
不明 |
※2025年新苗のご予約につきまして (受付期間は12月31日までです。) |
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台木の入荷数が減っているため、来季の新苗生産数を落としております。あまり数多く生産できないため、ご予約数によっては一部の品種で数を制限する場合がございます。申し訳ございませんが予めご了承ください。確実な入手をご希望の場合は、在庫のある品種でしたら「大苗」をご検討いただけましたら幸いです。 |
※表示中の「大苗」のお値段は概算価格です。 |
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生育状況が各苗、また季節ごとに異なるため、概算価格での表示となっております。ご注文後に再度「お見積り金額」をメールにてお知らせしております。大苗の価格は表示価格よりお安くしていることが多いです。 |
※つる性品種の大苗表記は原則「長尺苗」です。 |
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つる性品種における「大苗」表記ですが、当方ではつる性品種に対して剪定は行なっていないため、大苗であれば原則「長尺苗」となります。枝が長い状態でお送りさせていただきます。 |
樹形図番号 4番
オールドシュラブ型樹形 – 自立半球形盛上り型
つるばらの最も一般的な樹形である「シュラブ樹形」と呼ばれるもの。
株元より放射状に数本の主幹となる枝を伸ばします。ベイサルシュートは勢い良く上向きに伸び、途中から大きく湾曲を始めます。開花は湾曲部から枝先端部におこり、湾曲頂点から株元までの間では、サイドシュートの発生が見られます。枝の先端は下垂し地表に着く場合もあります。
どちらかといえば一季咲き品種が多く、枝は曲げやすく、フェンスや壁面など、広くさまざまな植栽場所に対応しやすい樹形です。
この品種は『返り咲き つる性』品種です。
『返り咲き』品種は、春以降にも不定期に開花が見られる品種です。
春に一回のみ開花する「一季咲き」品種と異なり、不定期ながら春以降にも何度か開花が見られます。ただし、返り咲きの頻度にはばらつきがあり、夏くらいまでの開花が限界の品種から、秋にもいくらか開花が見られる品種もあります。返り咲きが少なめな品種は、返り咲きが見られるまで数年間の育成と十分な栄養を必要とする場合もあります。
開花のサイクルは不定期で、枝を剪定しても開花調整することはできません。かなり伸びる品種もありますので、『つる性』として扱うことが原則です。何度か開花するために枝は少し固くなりますが、品種によってはつるばららしい枝のしなやかさを持っているので、つる性品種の中で春以降にも開花を見たい場合には候補になります。枝の伸びと固さ、樹形に注目して品種を選んでみましょう。
つる性品種なので冬の剪定も基本的に浅くし枝の伸びを活かしますが、大輪花は枝の太さを確保するために少し深めに切ることもあります。
詳しい性質は下記のコラムページをご覧ください。
撮影日 | 2016年5月16日 |
撮影場所 | 当園ハウス内 |
撮影情報 |
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II , OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 , 50mm , F3.2 , 1/250秒 , ISO200 , 5800K |
撮影日 | 2019年5月29日 |
撮影場所 | 当園ハウス内 |
撮影情報 |
Nikon D70s , Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED , 70mm , F9 , 1/125秒 , ISO250 , 5000K |