2025年も残すところ残り僅かとなりました。
今年もたくさんの苗木のご用命、暖かなメッセージ、思いをお寄せ下さり、本当にありがとうございます。温かなお気持ちが何より嬉しく幸せなことであり、ただ深く、感謝申し上げます。
2026年も、少しでも良品を、また進化したものをお届けできますように、心を込めて歩んで参りたく存じます。
わたくしたちはこれまでも可能な限り、ばらの多くの系統、品種の保存に努めてまいりました。
多くの品種を扱うことは難しくもあり、またロスとなる部分も多いことから、営業的な観点からは必ずしも、好ましいこととは申せません。
ばらは生活必需品ではなくいわば嗜好品の分野です。
ある品種が途絶えてしまった、あるいは逆に今も生きながらえているとしても、多くの人にとっては特に喜ばれることでも、悲しまれることでもないのかもしれません。
ですがひっそりと人知れず姿を消してしまうとき、世界はほんの少しだけ、寂しくなってしまうのかなと感じます。
ばらという膨大な品種群のうち、わたくしたちが守っているのは本当にわずかな一部分に過ぎません。ですが広いこの世界で、どなたか一人でも喜んで頂けるのでしたら、やはり可能な限り残してゆきたいと思っております。
すべてのものが本質では尊ばれていることを信じて、2026年も歩んで参ります。
ー 姫野 由紀
