ロサムルティフローラ – Rosa multiflora

価格帯: ¥2,200 – ¥5,500 （税込）

日本に自生する野ばらの、トゲのない選抜種です。小さな白一重花はどのような品種とも良く調和し、やさしい雰囲気の庭造りに欠かせない素材です。秋の実は昔から漢方薬にも使われていました。

● 2026年新苗予約　¥2,200 　○予約受付中
● 中苗　¥2,750 　×欠品
● 6寸鉢長尺苗　¥4,620 　×欠品
● 7寸鉢長尺苗　¥5,500 　×欠品

ご確認●「2026年新苗予約」の苗は、これから接ぎ木・生産いたしますので、2026年の春「4月～6月頃」の出荷予定です。

●「2026年新苗予約」と「中苗・大苗・長尺苗」を一緒にご注文いただいた場合は、新苗ご予約分と分けて扱い、原則先に在庫のある大苗・長尺苗をお送りさせていただきます。配送につきましてご希望がある場合は「備考欄」にてお書き添えください。

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品種名	ロサムルティフローラ
ローマ字	Rosa multiflora
商品番号	1260061
系統	原種（Sp） Species

成長形態	つる性
咲き方	一季咲き
香り	中香

花径	2.5㎝
樹高	3.5m
樹形図	4番

作出年
作出国
作出者
別名
その他	当園のおすすめ品種高い耐寒性実付きの良い品種

交配親	沖縄県以外の日本全国～朝鮮半島に広く自生

撮影日	2021年6月10日当園野外	2021年6月10日当園野外	2021年11月5日当園野外

各データの詳細について

本品種の樹形図

つるばらの最も一般的な樹形である「シュラブ樹形」と呼ばれるもの。

株元より放射状に数本の主幹となる枝を伸ばします。ベイサルシュートは勢い良く上向きに伸び、途中から大きく湾曲を始めます。開花は湾曲部から枝先端部におこり、湾曲頂点から株元までの間では、サイドシュートの発生が見られます。枝の先端は下垂し地表に着く場合もあります。

どちらかといえば一季咲き品種や、返り咲きが少ない品種で該当が多いです。枝は曲げやすく、フェンスや壁面など、広くさまざまな植栽場所に対応しやすい樹形です。

樹形図の詳細

写真情報（クリックで展開）

撮影日	2021年6月10日
撮影場所	当園野外

撮影情報

Canon EOS R6 , Canon RF 50mm F1.2 L USM , 50mm , F5.6 , 1/320秒 , ISO100 , 5100K

撮影日	2021年6月10日
撮影場所	当園野外

撮影情報

Canon EOS R6 , Canon RF 50mm F1.2 L USM , 50mm , F1.8 , 1/8000秒 , ISO100 , 5000K

撮影日	2021年11月5日
撮影場所	当園野外

撮影情報

Canon EOS R5 , Canon RF 24-105mm F4L IS USM , 70mm , F8 , 1/50秒 , ISO100 , 4500K

農場や苗の様子をお知らせ

※本品種は台木から生産が可能のため、長尺苗でもお安くしております。

現在のばらの世界に房咲き性をもたらした原種。日本に自生する野ばらの、トゲのない選抜種です。白い花を房咲き状に多くつけることから、ラテン語で「花が多い」を意味する「multiflora」の名前が付けられました。沖縄県以外の全国に自生しています。小さな白一重花はどのような品種とも良く調和し、やさしい雰囲気の庭造りに欠かせない素材です。トゲがなく枝の自由度は高い。株元からの枝の発生が多く葉もよく茂るので園芸品種としても大変扱いやすい原種です。葉に照りはなくマットな印象です。

秋の実は昔から漢方薬（営実）にも使われています。結実性は大変良く、開花した花の数だけ実を付けます。種を撒くと容易に発芽します。また、日本ではばらの台木としても利用されており、スタンダード仕立ての台木にも使われています。自然樹形で育てた場合、四方3mほどのドーム状の株になります。少し遅咲きです。開花までに少し年数を必要とします。

当品種の房咲き性は、後に「ポリアンサローズ」を生み出し、続く「フロリバンダローズ」にまでその性質は脈々と受け継がれています。また、ランブラーローズにはロサムルティフローラ由来のものも多くあり、その影響力は絶大なものであったと思われます。