レッド キャスケード – Red Cascade
少し黒みを帯びる真紅が上品な、大変返り咲きの多いつるばらです。小輪ながら整った花容を持ち、花持ちも抜群です。枝は細くしなやかさがありトゲも少なく、匍匐気味に4mほどの伸長があります。アーチやフェンスのほか、枝垂れる性質を利用してスタンダード仕立てや石垣などに下垂させて咲かせるとより美しく思えます。うどんこ病にやや弱いので、植栽場所の風通しには特に留意されるとよいです。
品種名 | レッド キャスケード |
---|---|
ローマ字 | Red Cascade |
商品番号 | 1070013 |
系統 | つる ミニチュア (ClMin) Climbing Miniature |
成長形態 | つる性 |
咲き方 | 繰り返し咲き |
香り | 微香 |
花径 | 2.5㎝ |
樹高 | 4m |
樹形図 | 6番 |
作出年 | 1976年 |
作出国 | アメリカ |
作出者 | Ralph S. Moore |
別名 | |
その他 | アーチ仕立てもおすすめ |
交配 |
( Rosa wichuraiana × Floradora ) × Magic Dragon |
※2025年新苗のご予約につきまして (受付期間は12月31日までです。) |
---|
台木の入荷数が減っているため、来季の新苗生産数を落としております。あまり数多く生産できないため、ご予約数によっては一部の品種で数を制限する場合がございます。申し訳ございませんが予めご了承ください。確実な入手をご希望の場合は、在庫のある品種でしたら「大苗」をご検討いただけましたら幸いです。 |
※表示中の「大苗」のお値段は概算価格です。 |
---|
生育状況が各苗、また季節ごとに異なるため、概算価格での表示となっております。ご注文後に再度「お見積り金額」をメールにてお知らせしております。大苗の価格は表示価格よりお安くしていることが多いです。 |
※つる性品種の大苗表記は原則「長尺苗」です。 |
---|
つる性品種における「大苗」表記ですが、当方ではつる性品種に対して剪定は行なっていないため、大苗であれば原則「長尺苗」となります。枝が長い状態でお送りさせていただきます。 |
樹形図番号 6番
ほふくする枝を持つ樹形 – 下垂横張り型
6番の樹形は分かりやすく、どなたにも最も判別しやすい樹形といえます。ほふくタイプの原種の血を受け継ぎ、枝はしなやかで地面を這うように長く伸びます。
枝は細く柔らかく、地表を這い進み伸張します。ベイサルシュートは斜め上に伸び出しますが、すぐ枝先を下垂させ、地表を這うように枝を伸ばします。
旺盛でトゲもしっかりある品種が多いため、慎重に品種選択をする必要はありますが、スペースさえあれば抜群の植栽効果を発揮してくれます。
この品種は『繰り返し咲き つる性』品種です。
『繰り返し咲き』品種は、春以降にも開花が見られる『つる性』品種のうち、秋の返り咲きも十分期待できる品種として当園では定義しています。
秋の花も十分楽しめるほどの返り咲き性を有した品種たちではありますが、「四季咲き」品種のように剪定による開花調整はできず、あまり開花することがない「つるばら」としての主幹が伸びてくる点が四季咲き木立品種と異なる点です。春以降、どれくらい枝が伸びれば次の開花が見られるか、という日数計算はできず、あくまで返り咲きは植物の気まぐれです。夏剪定も不要です。
このため、当園では『繰り返し咲き』品種も「つる性ばら」として扱っています。
品種によっては四季咲き品種に匹敵するほどの返り咲き性を持ち、このため枝の伸びは大変遅くなりコンパクトな樹形となる品種が多くなります。また、開花が多いことから一部の例外を除き、枝は固く自立しやすいので、なるべく背が高い構造物に植栽したいところです。
返り咲きが多いことから小枝が多くなりがちなので、冬には細い枝を切り整えます。開花が得られやすいので、開花位置を調整するために剪定位置を枝ごとに変える管理方法もあります。
詳しい性質は下記のコラムページをご覧ください。
撮影日 | 2022年6月5日 |
撮影場所 | 当園ハウス内 |
撮影情報 |
Canon EOS R5 , Canon RF 50mm F1.2 L USM , 50mm , F8 , 1/40秒 , ISO50 , 5100K |
撮影日 | 2019年6月29日 |
撮影場所 | 当園野外 |
撮影情報 |
Nikon D70s , Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED , 62mm , F8 , 1/80秒 , ISO250 , 5400K |