フローレンス ペンバートン – Florence Pemberton
ハイブリッドティー初期の白ばらとして注目の品種です。乳白色に弁端わずかにピンク、花付きに優れ、芯が高く美しい花型も魅力。花名は、数多くのハイブリッドムスク系の品種を作出した、ジョセフ・ペンバートン氏の妹である「アメリア・フローレンス・ペンバートン」より。
品種名 | フローレンス ペンバートン |
---|---|
ローマ字 | Florence Pemberton |
商品番号 | 1180458 |
系統 | ハイブリッド ティー (HT) Hybrid Tea |
成長形態 | 木立性 |
咲き方 | 四季咲き |
香り | 中香 |
花径 | 10㎝ |
樹高 | 1.2m |
樹形図 | 1b番 半直立 |
作出年 | 1903年 |
作出国 | イギリス |
作出者 | Alexander Dickson II |
別名 | 大鵬 |
その他 |
交配 |
不明 |
※表示中の「大苗」のお値段は概算価格です。 |
---|
生育状況が各苗、また季節ごとに異なるため、概算価格での表示となっております。ご注文後に再度「お見積り金額」をメールにてお知らせしております。大苗の価格は表示価格よりお安くしていることが多いです。 |
※つる性品種の大苗表記は原則「長尺苗」です。 |
---|
つる性品種における「大苗」表記ですが、当方ではつる性品種に対して剪定は行なっていないため、大苗であれば原則「長尺苗」となります。枝が長い状態でお送りさせていただきます。 |
樹形図番号 1b番 半直立 の樹形
四季咲き木立品種限定の樹形図番号です。
四季咲き品種は気温さえあれば安定して何度も開花するため、枝は固くなり早期に自立します。枝が伸びやすい方向は品種によって異なり、「半直立」は比較的「枝が直立気味」の樹形となる品種に割り振っています。
ただ、「半横張り」とそこまで大きな差はなく、あくまでそのような傾向にある程度にお考えいただければと思います。冬の剪定時に内芽、外芽を意識することである程度樹形を調整可能です。
この品種は『四季咲き 木立性』品種です。
『四季咲き』品種は、生育期間中に一定の気温以上が確保できれば、伸長した枝先に必ず開花が起こる性質を持った品種たちです。一部の例外を除き、つる状に枝を伸ばすことはありません。
気温されあれば、春から初冬までに何度も開花が見られます。開花から次の開花までに要する時間は気候条件と品種の特性によって異なりますが、冬以外は安定したサイクルで開花が見られ、枝を切ってから次の開花までの時間を予測可能であることが特徴です。
このような性質があるため、9月上旬頃の「夏剪定」による開花調整が有効な品種たちで、特に大輪花であるほど効果的です。
一定以上枝が伸びれば必ず枝先に開花が見られるため、四季咲き品種は極端に枝が伸びることが無く、また花ガラ切り(凋花切り)により都度「節」ができることから株立ちは『木立状』になります。また、剪定による管理が基本で、冬になれば樹高を低くして次年度の春の開花に備えます。
詳しい性質は下記のコラムページをご覧ください。
撮影日 | 2022年6月8日 |
撮影場所 | 当園ハウス内 |
撮影情報 |
Canon EOS R5 , Canon RF 50mm F1.2 L USM , 50mm , F11 , 1/80秒 , ISO100 , 5100K |