クレール マタン – Clair Matin
返り咲き性に優れ、やや木立ばらに近い樹形。枝数が多く、花色のサーモンピンクと丸みのある赤い新芽との調和が美しい。耐寒性もある程度あるようで、寒冷地では秋口にも開花しています。
品種名 | クレール マタン |
---|---|
ローマ字 | Clair Matin |
商品番号 | 1060016 |
系統 | クライミング (Cl) Climbing |
成長形態 | つる性 |
咲き方 | 繰り返し咲き |
香り | 微香 |
花径 | 7㎝ |
樹高 | 3m |
樹形図 | 2番 |
作出年 | 1960年 |
作出国 | フランス |
作出者 | Marie-Louise (Louisette) Meilland |
別名 | |
その他 | 強い耐寒性 |
交配 |
Fashion × ( [ Independence × Orange Triumph ] × Phyllis Bide ) |
※表示中の「大苗」のお値段は概算価格です。 |
---|
生育状況が各苗、また季節ごとに異なるため、概算価格での表示となっております。ご注文後に再度「お見積り金額」をメールにてお知らせしております。大苗の価格は表示価格よりお安くしていることが多いです。 |
※つる性品種の大苗表記は原則「長尺苗」です。 |
---|
つる性品種における「大苗」表記ですが、当方ではつる性品種に対して剪定は行なっていないため、大苗であれば原則「長尺苗」となります。枝が長い状態でお送りさせていただきます。 |
樹形図番号 2番
株立ち型樹形 – 自立株立ち散開状
株元から上方、斜め上方に向けベイサルシュートを伸ばします。ベイサルシュートは開花あるいは枝先の湾曲により、成長の限界を迎えます。湾曲した部位の手前からは、小枝が発生し、この重さにより、外への傾斜が深くなります。
枝先のしなやかさや、枝垂れ下がる枝の姿はあまり持たず、全体的な姿は太い枝による構成です。主幹がしっかりしている性質を考慮して、トレリスや窓辺など、やや高さのある構造物が植栽場所として適しています。
この品種は『繰り返し咲き つる性』品種です。
『繰り返し咲き』品種は、春以降にも開花が見られる『つる性』品種のうち、秋の返り咲きも十分期待できる品種として当園では定義しています。
秋の花も十分楽しめるほどの返り咲き性を有した品種たちではありますが、「四季咲き」品種のように剪定による開花調整はできず、あまり開花することがない「つるばら」としての主幹が伸びてくる点が四季咲き木立品種と異なる点です。春以降、どれくらい枝が伸びれば次の開花が見られるか、という日数計算はできず、あくまで返り咲きは植物の気まぐれです。夏剪定も不要です。
このため、当園では『繰り返し咲き』品種も「つる性ばら」として扱っています。
品種によっては四季咲き品種に匹敵するほどの返り咲き性を持ち、このため枝の伸びは大変遅くなりコンパクトな樹形となる品種が多くなります。また、開花が多いことから一部の例外を除き、枝は固く自立しやすいので、なるべく背が高い構造物に植栽したいところです。
返り咲きが多いことから小枝が多くなりがちなので、冬には細い枝を切り整えます。開花が得られやすいので、開花位置を調整するために剪定位置を枝ごとに変える管理方法もあります。
詳しい性質は下記のコラムページをご覧ください。
撮影日 | 2021年5月5日 |
撮影場所 | 当園ハウス内 |
撮影情報 |
Canon EOS R6 , Canon RF 50mm F1.2 L USM , 50mm , F6.3 , 1/125秒 , ISO100 , 4800K |